今日はあなたに質問から!
「高いワインのほうが美味しく感じる」
そんな話を聞いたことはありませんか?
「急になんだ、なんだ??」
って思ったかもしれませんが
ぜひ思い出してみてください。
もしたなたがワインを飲む方なら、
あなた自身も高いと言われたワインの方が美味しく感じたことがあるのでは?
もしあなたがワインを飲まない方でも、
似たような経験があるのではないでしょうか?
(ちなみに私はワインやサワーが好きですよ♡お揃いだったらニヤニヤしちゃいますね╰(*´︶`*)╯)
脳は味より先に○○を味わっている!?
先程の「高いモノの方が美味しく感じる」というもの。
実はこれ、気のせいじゃなかったんです!
さて、今回は、私たちの脳のお話。
突然ですが、まずは海外のお話から。
アメリカのある大学でこんな実験が行われました。
内容はとってもかんたん。
全く同じもの(例えばワイン)をその価格を伝えて
2度味わってもらうというものです。
ただし、金額は1度目と2度目で変えます。
例えば、ワインなら
・1度目に「このワインは800円です」
・2度目に「このワインは9800円です」
と伝える具合です。

さて、ここから
どんな結果になったと思いますか?
.
.
.
なんと!
全く同じワインだったにも関わらず、
金額の高い方を味わった時の方が
脳が快感を感じたという。
つまり、先ほどの例でいうと
2回目の方が美味しく感じたということ。
実験では、ワインの美味しさ(味わい)のほか、
薬への効果の実感について行われたと聞いています。
おもしろいですよね!
同じものなのに。
(不思議だ!)
さて、ここで注目したいのが脳との関係。
なんでこんなことが起きたのかというと?
この実験から、
脳は情報を受け取った時、実際に試す前に
安心や心地よさを先に作りだすからなんです。
(と、研究結果から言われています)
ふしぎ~。
不思議な話ですが、
私たちって
「モノ」より先に情報を期待を味わっているんです。
これ、脳の傾向ですね!
じゃあ、これデザインで
活用できないものでしょうか?
.
.
.
いや、使えるはずです!
なぜなら、
デザインは情報を伝えるツールだからです。
(あくまでアート系デザインではなく情報伝達するデザインについてです)
広告などデザインを活用して
情報伝達するものの多くは、
そのデザイン(情報)が
お客さんの判断に影響を与えていますよね。
だから、デザインでも大いに役立てられる!!
(と私は考えています)
じゃあ、具体的にはどうやって??
ありましたよ!使い方。
「期待」をデザインでどう作る?
さて、ここからは私の視点で考えた
「これ使える」を伝えていきます。
一緒にイメージしながら考えてみてくださいね!
見る前に想像させる
人は先に受け取った情報で
「味」や「価値」を想像しますよね。
海外で行われた実験結果からも分かることですね。
特に見た目は、
メラビアンの法則でも強調されるくらい
一般的にも影響が大きいです。
《メラビアンの法則とは…》
コミュニケーションで、どの情報が相手にどれくらい影響を与えるかというもの。
与える印象は、
・視覚情報(見た目や表情)が55%
・聴覚情報(声のトーンや話し方)が38%
・言語情報(会話の内容)が7%
とされていて
特に、視覚情報は相手に与える影響が大きい
といわれる法則です。
まずは見た目で価値を底上げ
デザインも見た目で勝負するところが多いですよね。
・分かりやすい情報伝達
・インパクトを与える情報伝達
・柔らかなトーンで寄り添われているかのような情報伝達
などなど。
チラシやポスター、バナーやLPのような
販売促進・情報伝達に力を入れたデザインでは
いい意味で戦略的に、
見た目から期待を作る要素が
ポイントになるというわけです。
何によって期待が作れるかというと
すぐに思いつくものでいうと
例えば
・配色
→高級感を感じさせる色の組合せとか
・レイアウト
→整えることで洗練された印象を与えるとか
・洗練されたフォント
→細い文字によって繊細さを印象付けるとか
上記のようなものが揃うほどに
「質が高そう」って思われやすくできます。
つまり、高品質だという期待が
実際に味わう・体験するより前に
生まれるわけですね。
突然ですが、ここでその体験をしましょうか!
(突如として始まりますよ♪)
実際に下のデザインを見比べてください。
(各デザインはデザインACからお借りしたテンプレートです)

《デザイン右》https://www.design-ac.net/free-template/poster-template-18256
あなたは、それぞれに
どんな印象を持ちましたか?
恐らく左のデザインでは、
・なんか高そう!
・一粒一粒、ショコラティエが作ってそう。
・高級派でこだわりありそう。
そんなイメージが頭の中に湧いてきませんでしたか?
恐らく右のデザインでは、
・気軽に試せるチョコもありそう!
・いろんなチョコを取り扱ってそう。
・中には変わった特徴のあるチョコがみつかるかも。
そんな手に取りやすいイメージが
頭の中に湧いてきませんでしたか?
もし、この印象をもったとして
例えば左のデザインのチラシを出しているお店に行ったとしましょう!
店内に入って商品が、思っていた金額より安かったら
例えスーパーの大袋のチョコと比べて
お値段が少々高くても
「お得だ!」と買いたくなるかもしれませんよね。
また、予想より高いと思った場合でも、
むしろどんなものか試してみたくなったり。
そして実際に味わってみると
口の中を起点に、普段味わうことのない感情が湧き上がって
「うぅ〜おいしぃ〜じゃないか、やっぱり。」
って思うかもしれまけんね。
このようにデザインは価値の先出し装置なんです。
リアリティあるストーリーで透明性を
先程の例とは、すこしばかり話を変えてみます。
次は、商品の透明性について考えていきましょう!
商品の透明性・・・それは、過程を可視化すること。
店頭に並ぶ商品、ネットで一覧に並ぶ商品。
どれも、表面的なことしかわかりませんよね。
では、
どうやって価値を先出ししたらよいでしょう??
どうすればそこに並ぶ商品に個性を感じてもらえるでしょう?
ひとつに「背景」があります。
例えば、完成までの道のりも背景の一つですね。
具体的には
・”実際の”様子やその写真
・作っている人やこだわり
・試作の過程
・手書き文字(生産者さん直筆を活用)
など。
人も同じです。
もちろん外見から感じ取ることのできる
情報も多いですが話してみると(中身を知ると)、
相手のことが
もっともっと好きになったり、
一緒にいたくなったり、
話したくなったりしませんか?
こうやって、文字にしてみると、
恋愛のようですね。
そう、、、
デザインはお客さんと商品・サービスの
キューピット役なんです!
そして、キューピット役デザインに、
おすすめの伝え方があります。
それは、背景をエピソード形式にして伝達すること。
相手にその商品・サービスの個性を
知ってもらう方法として
物語形式をおすすめします!
(もちろん、できる場合におすすめという意味です)
エピソードで語るとなると
少なからず内容にボリュームがでます。
だから、伝えるために工夫が必要です。
それでも、エピソードは
好感を抱いてもらいやすい
そんなツールになってくれるんです。
脳はエピソードが好き?
人は、
主人公が問題にぶち当たり
それを乗り越える過程を
応援したくなったり、そこに興味を示しやすかったりします。
脳はエピソードが好きなんですよね。
あなたも、これまで物語を通して
覚えてきたものってありますよね?
例えば、何かを暗記するのも
出来事と関連付けた方が
覚えやすいのではないでしょうか?
私は、知人のお誕生日を聞いた時
よく語呂合わせで覚えたり、
頭の中でちょっとしたビジュアルをイメージしたりします。
すると、スーッと記憶に残りやすいんです。
(例えば、2月9日なら肉球の日とか)
これが、物語を通して
伝えることをおすすめする理由です。
そしてそして、
「リアル」なものって
良い印象に繋がりやすいことも理由です。
それについては、こちらの記事に
詳しくまとめている記事がありますよ!
▼▼▼
併せて読んでみてくださいね
デザインで”生産者の顔”載せる意味って本当にある?
せっかくアピールできる良いものがあるなら、
それを物語として語ってみる方法も
ぜひ考えてみて。
これ、こんな人が作って、
こんな気持ちで取り組んで
やっとの思いで商品化したものだと分かったら
「きっもいいモノだわ、うふふ」
といった期待も生まれるはず(*‘ω‘ *)
エピソードと一緒にビジュアル的なものを加えるなら
写真はもちろん
場合によっては、Before→Afterの表現も
相手の驚きまで誘ってくれるはず。
こんな風に、期待は、
「伝えること」で適切に生まれます。
(もちろん虚偽は禁止です!)
五感を想像させる見た目と言葉
では、前述した「リアリティ」に関連してもうひとつ。
五感に訴えかける見た目や言葉も効果的です。
そう、シズル感のあるビジュアル。
人は、想像しただけでも
体験に近い感覚をもてると言われています。
そこも今回活用できるでしょう。
例えば
・湯気の立つ料理
→湯気を強調し見た目で温度を伝える
・水滴のついた果物
→散り広がる水滴でさらに新鮮アピール
・とろけるチーズ
→長いとろとろ具合は食欲をそそり想像を掻き立てる

牛丼屋さん店頭の長くて大きなポスター、
躍動感のある水滴に包まれたトマトジュースのパッケージ、
自宅に届くピザチェーン店のクーポン付チラシなど。
ビジュアルを受け取った立場としては
それを見るだけでも
「美味しそう…」と期待がぐぐぐっとUPしますよね。
つまりデザインは、
体験を想像させるツールでもるということです。
価値を先だしする説明
体験を想像してもらうためには
言葉も欠かせません。
ここまでの説明を踏まえると、
脳は実際に何かを味わう・体験するより先に
届いた情報を味わっていることになります。
価値を伝えるためには、
写真のようなビジュアルだけでなく
ダイレクトな言葉も届きやすいです。
さて、想像してみてください。
スーパーの野菜売り場であなたは
試食を促されました。
優しそうなおばちゃんが
その場で包丁片手に、
トマトをサクサクっと切っています。
それを小さなカップに乗せて
あなたに向かってこう言いました。

「これ、今話題になってる、美味しいトマトなんですよ。一口どうですか?」
ちょっと拍子抜けですよね。
もっと、
どう美味しいか?
なぜ美味しいのか?
それが聞けたらいいのに…
では、今度はどうでしょう?
「このトマト、朝採れなんです。見てください。真っ赤でしょう?
光をしっかり浴びられる環境で育てられていて、たくさん陽を浴びて。
土に種を植えた時から約60日間、ずっと温度も調整されて育つんです。
だから、なんと糖度12度で。ちょうど今日入ってきて食べ頃の完熟トマトですよ。一口どうぞ」
こう言われると、
なになに?
いつも食べてるトマトとどう違うんだろ?
ってなりませんか。
少なくとも、先に言われた言葉より
トマトに興味が湧きますよね。
脳が情報をきいて「美味しそう」と期待した証拠です。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっと今日は分かりやすくお話するために
なが~くなりましたね。
ここまで読み進めてくださって
ありがとうございます!!!!!
ふぅ~。私も
結構お話ししたなあって達成感です(。-`u-)
(本当はもっと短く終える予定だったんですよ~)
さてさて、
最後の最後!
あなたに確認です!!
今回の記事タイトル覚えていますか?
【同じワインなのに味が変わった!?人は「商品」ではなく〇〇を買っている事実】
これでしたね。
あなたはこの「〇〇」の答え
もう分かりましたよね?
・
・
・
チッチッチッチ…(時計音)
はい2文字をどうぞ〜!!
正解は、【情報】(期待でも正解)でした(๑╹ω╹๑ )
《注》
この内容はみなとん個人の学びや見解によるもの。「こんな見方もあるのね」って参考程度に楽しく読んでくださいね!
私も楽しく書いてますので、
次の記事も遊びに来てください〜★三
では、また別の記事で。
みなとん♪


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