【初心者さんへ】RGBとCMYKの違いとは?②|色ズレの対策

印刷のあれこれ
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今回は、印刷物でRGBからCMYKに変換したとき
起きる色ズレの対策について。

《この記事で分かること》
・色が変わったときどんな処理をすればいいのか?
・カラーモード変換で色ズレが起きたときのクライアント対応

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1)前回のおさらい

前回は、
・RGBカラーとCMYKカラーの違い
・カラーモードを変換して起きること
・RGB→CMYKへでの色ズレの原因
・どんなときに色ズレが起きやすいか
について詳しくお話ししてきましたね!

覚えていますか?

前回の内容はこちらから
チェックしてくださいね↓
【初心者さんへ】RGBとCMYKの違いとは?①|印刷で色が変わる色ズレの理由

さて、今回の本題にいきましょう!!

2)RGBからCMYK変換で起きる色ズレの対策

RGBからCMYKへと
カラーモードを変換すると起きることがあります!
それは色が変わること。
結構頻繁に起きます。
でも、起きたら困る!!!


じゃあ、どうすればいい?

今回は、私がやっている対策や
新たに「こんな方法もある!!」と
見つけた方法を紹介していきますね。

対策1  データの作り方

まずは、「はじめからやっておくと、後々スムーズになったな」
ということからお話しますね!

対策1-1 はじめからCMYKでデータを作る

まず一番安心なのがこの方法。
印刷を前提にした制作で、
クライアントから提供される素材がない時ってありますよね?

この場合は、自分で素材を探してデザインに使いますね。
このように画像など自由に選べる場合は
必ずCMYK素材を選びましょう。

理由は前回の記事でお話したように
印刷物のデザインでのカラーモードは
ほとんどの場合、CMYKである必要があるからです。

ただ、画像素材になると大体がRGBカラーです。
そんなときは、デザインを
クライアントへ確認いただく前に
画像をCMYK変換をしておきましょう。

初めてお見せするデザインで
すでにカラーモードをCMYKに変換したものであれば
クライアントとの認識の誤差が生まれることを防げますよね。

対策1-2 Illustratorデータ(CMYKのデータ)を提供してもらう

クライアントから「この素材を使ってください」と
指定される場合があります。

例えば、ロゴやオリジナルキャラクターです。

指定される場合は、
クライアントが素材を提供してくれることがほとんどです。
そんなときには、Illustratorのデータ(CMYKのデータ)を
クライアントにお願いしてみましょう!

ロゴであれば、Illustratorのデータを持っていることが多いです。
RGB画像を共有された場合は、一度、
CMYKカラーのデータ(Illustratorのデータなど)がないか聞いてみてください。
 

その方が、しなければならない画像処理の工程も減るため
入稿データの作成もスムーズになります。

 
ただ、場合によってはCanvaのような
アプリで作ったRBGの画像のデータしかないことも珍しくありません。
そんなときは、クライアントに
事前に色ズレのお話をしておくと安心です。

対策2 Photoshopで編集してからRGB→CMYK変換

どうしてもRGBカラーの素材・データしかない時もありますよね…
そんな場合は、こんな方法も試してみましょう!

《メモ》
ただ、これから伝える方法は
素材によって、うまくいくもの・いかないものがあるので
試しながらクライアントと相談しましょう。

対策2-1 Photoshopでの編集を挟む

Photoshopで編集してから、
カラーモードをRGB→CMYKへ変える方法です。

編集は、素材の色味にもよりますが
このような方法がありますよ!

① Photoshopの「トーンカーブ」で少し明るくする
② Photoshopの「色相・彩度」で彩度の調整で少し鮮やかさを加える

これによって、
CMYKに変換した時に起きる色ズレを調整します。
操作の目的は、
色味の変化を抑えることです。


RGBからCMYKに変換すると、
暗くてすんだ色味になりますよね。

 
つまり、変換前の素材(RGBカラー)の色味を
変換前に
①より明るく
②より鮮やかに
編集しておくことで、
変換時に生じる色の差を小さくしておきます。

ただ、画像や編集によって
うまくできる場合もあれば、

そうでもない場合もあるので
何度か試してなかなかできない場合は
クライアントへ相談を。

対策2-2 Labカラーを挟む

今度は画像を変換する前に
Photoshopでカラーモードを「Labカラー」にしてから
CMYKカラーに変換する方法もあります。
(ここでは、Labカラーの詳細は省きます)

Labカラーを経由することで、
くすみを減らしたCMYK画像にすることができます。

ただ、こちらも素材の色味によって
うまくいったりその逆もあります。

色味が大きく変わった場合は、
やはりクライアントに確認してもらうことが安心です。

対策3 事前に相談も大事

ここまでRGBからCMYKへ変えた時に
色が変わってしまう場合の対策を伝えてきました。

が!!とはいえ
全てに共通して大切なことを
よく覚えていてもらえるといいなと思います。

それは、、、
企業やチームのロゴのような特定の色は
変わってはならない
ということ。

色にはそれぞれ意味があるからです。
クライアントの想いが詰まった色。
慎重に・大切に考えましょう。

そのために一番重要なこと。
それは「事前相談」です。

お客様から提供された素材によっては
下記を相談してみましょう。

・RGBデータの場合は事前に素材について相談する
・CMYK変換の色ズレをお客様に共有する

色ズレを相談する場合は、
RGBとCMYKの比較を見せて
確認してもらうことも大切
です。

ビフォーアフターを見てもらうことで、
クライアントの安心・納得にもつながりますよね。

クライアントによっては、
印刷に詳しくない方も多いです。
だからこそ、最初の段階で
共通認識を持てるように工夫が必要なんです。

そうすると、デザイナーとクライアントとの
信頼関係も強まるきっかけになります。

「私が相手だったら・・・?」
「私が色のことを知らなかった時だったらどうかな?」

こんな風に、相手目線で考え
必要なものを用意して相談してみましょう!

3)まとめ

最後に前回の内容を併せて
ぎゅっとまとめますね!

・RGB=光の色(明るくなる)
・CMYK=インクの色(暗くなる)
・RGB→CMYKで色はズレる
・印刷物は最初からCMYKが基本
・色を変える時は対策を打つ
・色が変わってしまうなら早めにクライアントに相談を

4)さいごに、あなたへ

色って、ただの見た目ではないです。
繰り返しにはなりますが、
意味やブランドの想いが乗って生まれたものなんですよね。

だからこそ、「なんとなく変換」ではなく
ちゃんと理解して扱えるデザイナーは
信頼も積み重なります。

 
この知識があるだけで、
入稿や、やりとりの安心感も
一気に上がるはず(*σ・ω・`*)☆彡

印刷物を含めてデザインは、
正直、気を配る点が多いです。

 
でも、ひとつひとつ紐解いていけば
確実に進むものでもあります。


「あれ?」と思ったときには
ぜひ!クライアントや印刷会社さんとの連携を
しっかりとっていきましょう( ੭ ᐕ)੭

みなとんでした♪

《注》
このブログは個人的な研究や視点・観点をもとに書いています。
したがって、読者さんのデザインや広告内容の売上等を確実にアップさせるというものではありません。
あくまでこんな工夫があるんだなという観点・視点の一つとして読んでくださいね。
たのし~く書いているので、あなたもたのし~く読んでくれたらうれしいなww乁(´꒳`乁)

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