デザインを考えるとき、
・参考画像を見る
・過去のビジュアルを参考にする
こういった方法で進めることが多いと思います。
これはデザイン制作の進め方の基本。
ただ、
実際に使われている場所を見ることも大事です。
《この記事を読んでわかること》
●デザインのアイデアがでてこないとき何をしたらいいか?
●売り場に行ったときに何に注目したらいいかは?見るべきポイントは?
私自身は基本に加えて、それも大切にしています。
もちろん場合にもよるので毎回ではありませんが、
「実際」を見ると分かることが大きく違ってくるからです。
湧いてくるアイデアの質も変わります。
つい先週、ガチャガチャの機械中に掲載するポップを作った時も
役に立ったので今回は、それについてお話していきますね!
1)実際の売り場を見に行く
先日作成したデザインは、
ガチャガチャの機械に設置するポップデザインでした。
この制作では、クライアントから過去使用したポップを通して
・こういう雰囲気にしたい
・こんな見せ方がいい
といった希望をいただいていました。
ただ、それを見ながら考えても
手が止まるところもあり…
実際に設置されている場所に足を運びました。
今回の制作そのものの商品ではなくても、
・ガチャガチャではどんなポップが多いのか(傾向)
・どんな風にアピールされているか、雰囲気の作り方
・ガチャガチャの商品ラインナップがどう並べられているのか
それを自分の目で確かめたかったからです。
近くのショッピングモール内にある
ガチャガチャが集まるエリアをチェックして回りました。
そのとき注目したポイントはシンプルで、
・商品の並べ方
・使われている素材と表現
・アニメタイトルやテーマとデザインの関連づけ方
このあたりを中心に見ていきました。
私が実際に見て回るときに注目するポイントは、
制作するデザインによって変わりますが
基本的には
相手に興味をもってもらうためにどんな工夫があるか
という点です。
実際を見ると「見え方」が具体的になる
参考デザインをみながら
紙やPC画面で考えていると、
どうしても「想像上」で判断することになりますよね。
でも実際の売り場に行ってみると・・・
・どの距離でどんな風に見えるのか
・何が埋もれてしまうのか
・どんな工夫があるか
こんな風にその商品ならではの傾向を含めて
見えてくるものがあります。
かなり具体的になることが多いです。
例えば、今回のガチャガチャのポップ制作でいうと・・・
・商品数によってどう配置を変えたらいいか
・背景デザインと商品ラインナップのバランスや見せ方
・商品ラインナップを傾けて動きを出した方が目に入りやすい
・背景デザインは商品に関連付けた意味を持たせると感覚にも訴えかけられる
気づいたことをメモをしていたのですが、
それを見返しながらデザインのラフ制作に向き合っていると
机上だけの時より、デザインに対する判断・考えも、
現場で見ることで精度が上がった感覚がありました。
その場で目にするものは
自分が手掛けるものと似た商品もありますが、
他の商品も含めて知ることができますよね。
ただ、ジャンルが違っても、
「どう見せるか」は共通している部分も多いもの。
そういった面でも
見せ方の引き出しが増えていきますよ。
「お客さんの目線」で判断できる
もうひとつ大きいのが、
そうやって見ていると
自然とお客さんの視点で見ることができるということ。
PCの前ではどうしても、
「どう作るか」という
作り手の目線になりがちです。
一方で、売り場では
パッと見た印象やどんなデザインにワクワクするか
といった、選ぶ側の視点で判断できるようになります。
この違いは、仕上がりにそのまま影響してくるんです。
2)「よくある形」を知ることも大事
現場を見ていると、
・よく使われている配置
・自然に目に入る見せ方
いわゆる「よくある形」も見えてきます。
これは、
すでに多くの人にとって見やすい形です。
だからこそ、
デザインにいきなり特別なことを
しようとするのではなく、
まずは「よくある形」をベースに考えることで、
無理なく、安定したデザインを作ることができます。
3)デザインに迷ったらどうする?
もしデザインで迷うことがあれば、
一度、実際に使われているところを見てみてください。
普段見ている景色の中にも、
デザインのヒントはたくさんあります。
デザインは、画面の中だけで完結するものではありません。
・どこにそのデザインが置かれる/設置されるのか
・どんな場所風にみられることになるのか
・どんな状況でお客さんに見られるか
・デザインを通してお客さんのどんな気持ちを引き出したいのか
これらを踏まえて考えることで、
仕上がりの精度は大きく変わります。
そのためにおすすめしたい手段のひとつが
実際に使われている場所を見ること。
ちなみに、これはラフの作り方にもつながってくること。
私がお客さんに反応してもらえるようなデザインのために
よく考えていることやデザインラフへの落とし込み方については
こちらで詳しく解説しています。
よかったら一緒にご覧ください。
【前編】デザインのラフはどう作る?初心者が迷わなくなる考え方と型
【後編】デザインのラフはどう作る?具体例で学ぶデザインの思考と作る手順
前編:デザイン・ラフ作成の考え方
後編:前編を具体例で分かりやすく解説
こんな内容です。
たとえあなたが作ろうとしているデザインとは違う商品であっても
・見え方が具体的になる
・お客さんの視点で判断できる
・見せ方の引き出しが増える
こういった点で、デザインの質を底上げしてくれますよ。
みなとんでした♪
《注》
この内容はみなとん個人の経験・学びや見解によるもの。
したがって、読者さんのデザインや広告内容の売上等を確実にアップさせるというものではありません。
「こんな見方もあるのね」って参考程度に楽しく読んでくださいね!
あくまでこんな工夫があるんだなという観点でよんでいただけると嬉しいです。


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