【前編】デザインのラフはどう作る?初心者が迷わなくなる考え方と型

デザインの考え方・作り方
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「ラフってどう考えればいいの?」
「なんとなく作ってるけど、これでいいのか分からない」
そんな状態のまま手を動かしていませんか?


(はい!)私もなんとなく動かしていた一人です。
だから、そのモヤモヤ、
すごくわかります!

《この記事で分かること》
ラフとはどういうものか
●ラフを作る手順と考え方
●方向性のあるデザインの作り方
●クライアントに説明できるアイデアの出し方

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1)センスは不要!順番で作れる

実はラフ(デザインの下書き)は、
センスではなく「順番」で作れます。

この順番を知らないまま進めると、
・なんとなく作る
・しっくりこない
・作り直しを繰り返す
というループから抜け出せなくなります。
(陥りがち…)

逆に、この順番を押さえれば
「迷わず作れる」「説明できるデザイン」になります。

今回は、デザイン初心者さんでも再現できる
ラフの考え方の型について説明していきます。

※なお、この記事は前編です。
後編では、この考え方を使って
「実際にラフを作る流れ」を具体例で解説していきますよ!
最後までお楽しみに!

2)ラフは「センス」ではなく「順番」

まずは結論から伝えます。
ラフはこの3ステップで作れます。

① 考える
② デザイン要素を決める
③ 思いつくだけ出して書き留める


シンプルですが、この順番が重要。

「考えるって何を?」
「どうデザイン要素決めるの?」
「何を基に考えたらいいの分からない」
という声も聞こえてくるかもしれませんが、
続きを読んで見てくださいね。

ひとつずつみていきましょう。

STEP①:まず考える(ここが9割)

ラフって、いきなり手にペンを持って
デザインを描きはじめるものではありません。

急に描くとブレるし意味のあるデザインが生まれにくいからです。
ここでいう意味とは「デザイン意図」のことです。

ラフを描く前に、必ず次の3つを考えます。

これから順番に説明していくので
一緒に考えていきましょう!

1-1 どこで・どう使われるデザインか

あなたがこれから作ろうとするデザインってどこでどんな風に使われますか?

まずは、これを考えていくことがスタートです!

例えば、
・SNS投稿
(どのSNSに使うか?)
・広告するバナー
(ネット広告か?特定の媒体だけの広告が?)
・ポスター
(どこに設置される予定か?)

使われる場所によって「見え方」や「情報量」を変える必要があるからです。
また、デザインのサイズによっても
伝え方を工夫しなければなりません。

例えば、A3用紙のデザインと、道路で見るような大判の看板デザイン。
どうでしょう?

使われ方って大きく違いますよね。
そうなれば、伝え方も変えなければ伝わりにくくなるんです。

だから、「どこで・どうやって使われる予定のか」
まずはじめに知っている必要があるし、
そこからどんなデザインを作るかを考えていく必要があります。

1-2 クライアントが叶えたいことは何か

クライアントは何を目的としてあなたにデザイン制作の依頼をしたのでしょう?

例えば
・認知を広げたい
・参加してほしい
・信頼を高めたい

デザインは目的を達成するための手段です。


だからこそ、クライアントの課題・目標など
これから作るデザインを通してどこを目指すか
しっかりデザイナーが理解しておかなければならない
んです。

1-3 ターゲットにどう感じてほしいか?何を思ってほしいか?

あなたは(クライアントの課題・理想は)、
デザインを通してターゲットに何を感じてもらえたらゴールですか?
もしくは、そのゴールに近づけますか?

例えば
・健康に良さそう、このお試し価格なら…
・自分にもできそう、やってみようかな…
・気軽に参加できそう、詳しく見てみよう!
・〇〇ってすごいんだな、もっと知りたいな!
などなど。

デザインは「情報」を伝えるもの。

でも、伝えるだけではなく、
ターゲットの「感情」を動かすものでもあります。

相手の中に感情が生まれ、行動してもらうことで
クライアントが、目標に近づくお手伝いとなるんです。

だからこそ、ターゲットに「どんな気持ちになってほしいか」
具体的に考えイメージしておきます。

STEP②:デザイン要素を決める

ここからは、いよいよデザイン面に近づいていきますよ!

ここまで(STEP①)で決めたり
考えたりしてきた内容をもとに
「見た目の方向性」を固めます。

ここでは作り込まず、
迷わないための軸をつくるイメージで進めます。

軸をつくるために下記の項目を参考にしてみてください。

  • 与えたい印象
    例:柔らかくて親しみのあるようにしたい
  • レイアウトの方向性
    例:A3サイズを店頭の壁に貼るから通りすがりでも目に留まるように
      ※サイズは事前に決まっている場合が多いのでそれに合わせて考えます
  • 色やトーン
    例:明るい、やわらかい、落ち着いた等
  • フォントの雰囲気
    例:柔らかい印象を持ってほしいから丸みあるフォントにしよう
  • 使用する要素
    例:テイストにあうイラストや写真等

ここが決まっていると、
迷わなくていいところで悩むことが減って
不要な時間を使わなくなります。

ラフで手が止まりにくくなるので、
ここでの軸はそういった意味でも大切です!

STEP③:とにかくラフを出す

やっとここから本格的に手を動かしますよ!
その前に、ここで大切なことがあります!

それは、一旦
・良し悪しは考えない
・1案で終わらせない
・思いつくものは書き留める
こと。

実際に私が過去の制作時で作ったラフ。※一部モザイクかけています

ラフの段階では「質」より「量」が大切です。
量とは、アイデアの量のこと。

あとで組み合わせを変えて
ラフA案の♢♢とラフC案の△△を組み合わせて
創り上げるということもできるからです。

実際にIllustratorやPhotoshopのようなデザインソフトで作っていても
イメージでは上手くまとまっていたアイデアも
バランスがよくないことだってあります。

そんな時、方向性を同じくした別のラフ案から
部分的に入れ替えることで
完成度を上げたり、別視点を取り入れることもよくあるんです。

デザインを絞るのは、あとからでも遅くはありません。
複数のラフ案を書き出してから、
良い案を選んでいきましょう。

3)ラフは「気持ち」から作る

ラフはこの順番で考えます。

使われ方

叶えたい内容(目的)

相手の気持ち

デザインに変換

この流れでラフを進めていくと
・なんとなく作る状態から抜け出せる
・説明できるデザインになる
・クライアントワークも安定する(容量がつかめる)

ようになります。

4)なぜこの考え方にたどり着いたのか

前編のさいごに、私がなぜ・どんなことをして
この方法にたどり着き、
いま読んでくれているあなたに伝えているかを
簡単にお話して終わりますね。

私のデザイナー人生のほとんどの期間は、
社内で1人デザイナーでした。

自分で外部に学びにいったことはありましたが、
すぐに相談できる相手もいなかったし、
ドストライクで解決してもらえることがなかったんです。

だから、
「これでいいのか分からない」
「他のデザイナーってどうやって作っているんだろう」
と悩み続けてきました。
デザインを作るたびにその疑問が湧き上がってきていました。

そうしている中で、たどり着いたのが
「感覚ではなく、順番で考える」という方法です。

的を絞って順番に。

そうすることで、
自分がデザインへ向き合う姿勢も安定していきました。

5)後編について(ここまで具体化します)

ここまで読んで、
「考え方は分かったけど、実際どうやって形にするの?」
と思った方も多いのでは?
 
あなたはどうですか?

次回の後編では、

・実際の案件を想定したラフ作成の流れ
・複数パターンの出し方
・どの案を選ぶかの判断基準

まで、具体的に解説していきます。

「見ればそのまま真似できる」レベルまで落とし込もうと思います。

ラフで迷わなくなりたい方は、
後編もあわせて読んでみてください。

待ってますね!

みなとんでした♪

《注》
この内容はみなとん個人の経験・学びや見解によるもの。
したがって、読者さんのデザインや広告内容の売上等を確実にアップさせるというものではありません。「こんな見方もあるのね」って参考程度に楽しく読んでくださいね!
あくまでこんな工夫があるんだなという観点でよんでいただけると嬉しいです。

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