この記事で分かること
●デザインのアイデアが出ない原因
●イメージを分解して考える方法
●イメージが湧かないときの参考デザインの探し方
●私が実際に行っているデザインの考え方
●アイデアに迷ったときに自分へ投げかける質問
「デザインのアイデア、浮かばない…」
そんな時、私は無理にアイデアをひねり出そうとはしません。
その代わりに「どんなイメージにしたいのか」を分解して考えています。
今回は、私がデザイナーとして10年くらいやってきた中で、一番かんたんにアイデアを引き出せるようになる方法を紹介していきます。
これは、私が実際にデザインを考える時の方法になります。
ぜひ、あなたの考える始点の参考にしてみてくださいね!
1)イメージを分解すると方向性が見えてくる
イメージは分解すると必要なものが出てきます。
例えば、
「家族向けで楽しい雰囲気のチラシにしたい」
と依頼があった想定で考えてみましょう。
このままだとまだ少し曖昧です。
そこで私は、こんな風に分解していきます。
家族向け
↓
お子さんも見る
↓
子どもが興味を持つものは何だろう?
↓
子ども向けの体験写真を大きく見せる
という具合に考えます。
ただ、ここで「子ども」は年齢によってつくりだす印象を変える必要がありますよね。
↓
赤ちゃん向けなのか?
幼稚園・保育園児向けなのか?
小学生低学年向けなのか?
小学生中学年・高学年向けなのか?
・
・
・
こんな風に考えていき、疑問に思った部分は一旦メモをしておきます。
また、「楽しい雰囲気」についても分解します。
楽しい
↓
にぎやか
↓
動きがある
↓
写真サイズに変化をつける
という考え方もできますね。
ただ、クライアントにとっての楽しいイメージとあなたにとっても楽しいイメージは違うこともあります。
作り始める前にイメージのすり合わせが必要です。
あなたの思う楽しいイメージ(例:にぎやか・動きがある)は、クライアントのイメージと違いがないか確認していきます。
ここでも、先程と同じように確認したいことをメモをしておきましょう。
イメージ・雰囲気の確認は、例となるイメージ画像やイラスト素材・参考になりそうなビジュアル(参考デザインでもOK)などを目で見て確認してもらうのがおすすめです。
言葉だけの場合より、正確なすり合わせができるのでおすすめです。
メモが揃ったら、クライアントの依頼内容をある程度分解してから、まとめてクライアントに聞いてみましょう!
これがヒアリングです。
ヒアリングがしっかりできると、クライアントと一緒に考えを深める機会になり、ターゲットがより明確になるので、反応をとりやすい制作に近づけるんです。
時にはクライアント自身が気づいていなかったことにも気づいてもらえる機会にもなりますよ!
イメージが湧かない時は参考デザインを探す
もし分解してもイメージが湧かない場合は、参考デザインを探します。
イメージが定まらない時はクライアントに確認をして定めていきますが、もし分解してもうまくイメージがつかない場合は、参考デザインとして実際に世の中にあるデザインをみてみましょう!
これは、街中にあるポスターやチラシのようなデザインでもいいですし、WEB検索でもOKです。
例えば、クライアントの依頼にあった言葉をそれぞれ検索してみてもよいでしょう。
・家族向け
・ナチュラル
・ポップ・楽しい雰囲気
など、検索してみます。
すると同じ「家族向け」でも、
・子ども向け
・ファミリー向け
・ナチュラル系
・元気系
など様々な方向性が見えてきます。
その中から、「今回のクライアントが求めているものはどれだろう?」と、ヒアリング(イメージのすり合わせ)を元に考えると、方向性が絞りやすくなります。
2)デザインは答え探しではなく変換作業
私はデザインを考える時、正解を探すというよりイメージを表現へ変換する感覚に近いです。
例えば、こういったかんじです。
「親しみやすさ・かわいらしさ」を表現するなら・・・?
↓
丸い形
手書き風
柔らかい色
デザインの特徴にこんなものを入れよう!
ほかにも…
「高級感」を表現するなら・・・?
↓
余白
細い線
落ち着いた色
を入れて高級感を演出しよう!
というように考えています。
はじめは分かりにくいかもしれませんが、安心してください。
親しみやすさや高級感など、色々なデザインをみながら意識し学んでいると、次第に「○○な雰囲気には□□の要素があればいいんだ」ということが分かってきます。
ちなみに、かわいいの作り方についてはこちらの記事でまとめているので、ぜひ一緒にチェックしてみてくださいね!
▶可愛いデザインの作り方 誰でも再現できる3つのポイント
「かわいい感じでお願いします!」と依頼。実際に作ろうとしても「かわいいってどう作るの?」と悩んだこと、ありませんか?
でも大丈夫!!実は、「かわいい(カワイイ)」って感覚ではなくある程度の構成で作ることができるんです!
3)アイデアに迷った時に自分へ聞く質問
アイデアが出ない時は、次のようなことを考えています。
アイデアに迷ったときの自問自答
・誰に見てほしい?
・一番伝えたいことは?
・見た人にどんな気持ちになってほしい?
・見る人(ターゲット)がが好きそうなものは?
・どんな雰囲気が合いそう?(派手さ?柔らかさ?など)
・どんなシーンで相手はデザインを見る?歩いている途中?立ち止まって?
私自身、デザインを考えるときはこのような質問をしながら方向性を整理しています。
そしてたくさんメモが増え、クライアントへの質問したいこともあふれ出します。
この質問をするだけでも、考える方向性が整理されやすくなるのでおすすめです!
まとめ
アイデアは突然ひらめくものだと思われがちですが、実際はイメージを分解して考えることで見えてくることが多いです。
もし手が止まってしまったら、「どんなイメージにしたいのか」を言葉にして、その言葉を少しずつ分解してみてください。
意外と次にやることが見えてきますよ!
みなとんでした♪
【注意】
この内容は、みなとん個人の学びや見解によるものです。
絶対というものではありませんが、私自身の学び・経験や体験・お客様の反応などからわかったことを元に書いています。
記事は、「こんなこと・考え方・方法もあるのね」という感じで制作の参考に楽しく読んでもらえたら嬉しいです!私も楽しく書いてます。
さてさて、別の記事でもまたお会いしましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました!!

