.【後編】判断疲れを助けるデザイン設計|迷わず選べる3つの工夫

デザインの考え方・作り方
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1)前回のおさらい

《前回の大まかな内容》
判断が続くことで
・脳に負担がかかる(=疲れる)こと
・負担によって脳内の状態が変わり選び方が変わること
・脳に負担のかからないデザインのコツ2つ
について脳のしくみと一緒にお話しましたね。

そしてその状態を利用するのではなく
サポートすることが大切という内容もお伝えしました。
 
▼▼▼前編の内容はこちら▼▼▼
【前編】なぜ、つい決めてしまうのか?|判断疲れを助けるデザイン設計

では実際に、デザインで
どのようにサポートできるのでしょうか?

前編でも2つお届けしましたね。
さて、後編では、
迷いを減らして
スムーズに選べる状態をつくるための
具体的な工夫を3つご紹介します。

 

《この記事で分かること》
・判断疲れの状態で意識すべきデザイン設計
・迷いを減らす具体的な見せ方
・スムーズに選べる導線のつくり方

 

 

2)選びやすいデザイン設計とは?

ここからは、できるだけ負担を減らしながら
お客さんに選んでもらうためのデザイン設計のコツを
3つ紹介していきます。

比較させずに選びやすい提案にする

判断に疲れているとき
選択肢を増やすと
さらに負担がかかります。

 

例えば、
「どちらがいいですか?」
という問いかけ。
脳に既に負担がかかっている場合は
特に考えるストレスにつながります。

 

 
前編でお話したように、
脳の前頭前野へ負担がかかると
衝動や感情を抑える力が弱まる
んです。
 
すると、衝動的に選ばれる可能性も高まります。

 

これって、正直
売上が上がるなら嬉しいことですよね。
ただ!その後お客さんが後悔してしまえば、
長期的な利益は見込めません。

 

じゃあどうすればいいんだ!
そんな時は、
「選択肢を与える」より「提示する」
方法を考えてみてください。

 

「どれがいい?」という選択肢を与えるよりも、
「こちらがおすすめです」と言われた方が
考えるストレスが減りますよね。
 
「どれがいい?」と言われると
ゼロベースで選ぶことになります。
一方、「おすすめだよ」と言われると
選ぶとっかかりがありますよね。

おすすめ商品を起点に考えられます。

考えるてがかりのない状態より
「おすすめ」商品のようにてがかりを作った状態で伝える方が
選びやすさにつながります。

 

では、具体的にどんな伝え方があるでしょうか?

例えば、下のような問いかけを
よく目にするのではないでしょうか↓

《よく見る言葉
・あなたへのおすすめ
・こちらの関連商品はこちら
・この商品を選んだ人はこれも購入しています

 

もちろん選択肢自体をなくす必要はありません。
おすすめ以外の商品を知りたい場合もあるでしょう。
 
だからもちろん、
これが100%効果的な方法だとは言い切れません。
 
ただ、言えることは、
迷わせる設計 < 選びやすく整える設計
を意識したデザインが大切だということです。

「ついで」ではなく「納得」につなげる

購入直前は、
判断がシンプルになりやすいタイミング。

このときに、
・関連商品の提案
・セット購入の案内
・送料無料までの案内
などを見せることはよくありますよね。

 

私もLPで購入したとき、
決算ボタンを押すまでの道のりで
繰り返し案内を受けたことがあります。
 
「せっかくだから…」
「この商品と組み合わせたら…」
「送料があと◯円で無料になるなら…」
そんな気持ちも、ぴょこぴょこ芽生えるシーン。

 

でも!!
意識すべき大切なことは、
「ついでに買わせる」というより
「納得して選べる形にする」こと。
 

例えば、
・なぜこの商品と相性がいいのか
・どんなメリットがあるのか
 
こういった理由を添えると単に
「ついでに・お得だし損したくないから」
という追加ではなく、
「商品価値」がプラスされた追加購入になりますよね。

 

そうして、お客さんに
納得のうえ購入してもらえたものは、
商品の到着までを楽しみに待ってもらえますし
使う時もポジティブな感情が生まれやすいものです。
 
そうなれば、
よりよいブランドイメージにもつながりますよね。

 

ここで誤解をしてほしくないのですが、
単純な「ついで」が悪いという意味ではありません。
 
ただ、デザインをきっかけに
お客さんが商品・ブランドと出会うせっかくの機会。
そんなタイミングに
納得を引き出せる伝え方ができれば、
お客さんとのよい関係構築にもなりますよね。

 

導線をなめらかにする

判断するとき・進みたいときは、
「次に何をすればいいのか」が分かりにくいだけで、
大きなストレスにつながります。
 

すると、面倒になります。
結果、「また後で」とか「まあ今じゃなくていいかな」
のような気持ちが生まれ、
機会喪失となる可能性も高まりますね。

 

だからこそ、下のような工夫は大切です。

《機会損失を防ぐ工夫》
・ボタンの位置やサイズを分かりやすく
 →ターゲット層に合わせた見やすさを考えましょう。
  (文字サイズからボタンのサイズ、色など)
・次の行動を明確にする
 →何をすれば次に進めるか?どう進むか?
  これが分かるように配慮しましょう。
 ※例LP
  最初・最後だけでなく
  途中にもCTAボタン(購入へ進むボタン)を置く。
 ※例)決算画面
  全体の流れわかるよう画面上部に
  「商品選択→お届先→お支払方法→完了」
  のような全体像があると
  迷いなく安心して進めます。

自然と次に進めると、迷わず行動しやすくなります。

 

3)まとめ

判断を繰り返したりして
脳に負担がかかっていると、人は
シンプルに選ぼうとする傾向があります。
(感情・衝動の抑制が働きにくいです)

 

だからこそデザインでは、
・比較よりも提案をする
・理由を添えて納得を得る
・進みやすい導線設計をする

といった工夫によって、
迷いを減らすことができます。

 

大切なのは、

脳の状態を逆手にとって
買わせるということではなく
選びやすい環境を整えること

デザインは、見た目を通して
「選びやすさ」をサポートすることができます。

前編とあわせて、
ぜひあなたのデザインにも取り入れてみてください。

【※】
前編の内容はこちら▶「【前編】なぜ、つい決めてしまうのか?|判断疲れを助けるデザイン設計」

 

今回も最後まで読んでくれて
ありがとうございます!

別の記事でもお会いしましょう!

 

 

それでは、みなとんでした♪

 

 

 

《注》
この内容はみなとん個人の経験・学びや見解によるもの。
したがって、読者さんのデザインや広告内容の売上等を確実にアップさせるというものではありません。
「こんな見方もあるのね」って参考程度に楽しく読んでくださいね!
あくまでこんな工夫があるんだなという観点でよんでいただけると嬉しいです。

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